歌会始め
本日午前、新春恒例の「歌会始の儀」が皇居・宮殿「松の間」で開かれました。
題は「立」。
天皇、皇后両陛下や皇族方に加え、入選者10人と天皇陛下に招かれた召人(めしうど)で歌人の岡野弘彦さん(88)、それに選者の歌が伝統にのっとった発音と節回しで披露されました。
とあります
選考の対象となったのは、1万7800首だったそうです。
歌会始めの中から天皇陛下と皇后さまの歌をスーハ変換とともにご紹介します
天皇陛下は、昨年11月に皇后さまと共に沖縄県恩納(おんな)村の景勝地・万座毛(まんざもう)を訪れた際、18世紀の琉球王朝時代に思いを巡らせたことを詠まれたそうです
「万座毛(まんざもう)に 昔をしのび巡り行けば 彼方(あがた)恩納(おんな)岳 さやに立ちたり」
◎みんなが調和で元氣であれ
皇后さまは、昨年2月に心臓バイパス手術を受けた天皇陛下の退院後の病状を心配して暖かくなる季節を待っていたころ、春の気配を感じて心がはずむ思いを歌に込められたそうです
「天地(あめつち)に きざし来たれるものありて 君が春野に 立たす日近し」
◎あまねく人を照らす
『みんなが調和で元氣であれ』と願う天皇陛下と、天皇陛下のお体が回復されてあまねく人々を照らしていただきたいと願う皇后さまの想いが込められた歌のようですね
素晴らしい御歌でした!
(スーハ→http://suha.jp/)
2013.1.16 その時が来た
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